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2021.07.28

獣害について−1

山に行くと鹿やイノシシ、猿に遭遇することがあります。

幸運な事に熊には遭遇したことがありません。

彼等が人間の領域に入ってくるのか、人が彼等の領域に入ってくるのか。

自然が破壊されお互いの領域が守れなくなっているのです。

農業被害に森林被害、時には人的被害もあります。

山に入ると鹿避けのフェンスが多く見られます。

フェンスの扉を開けて山に入っていきます。これは農業被害を避けるためのもの。

木の周りを金網で囲んであるもの。これは鹿から木を守るもの。

不自然とは思いながら、いつも見かける光景。

北海道のエゾシカが増えたのは日本狼が絶滅したからと聞いたことがあります。

天敵がいなくなったことによってその数が増えたと。

昨今では猟師の高齢化で射止めることができなくなっているとの話もあります。

猟師に射止められた鹿はどうしているのかと聞くと必要な分の肉を持って帰り、肉屋に買い取ってもらうと聞きました。

皮は当然、放置されるらしい。

その皮をなんとか革にして利用できないものかと考えています。

生きていた証を何かの形として残すことができないかと。

自然の中に身を置くことが多いと考えさせられることが沢山あります。